甲子園史上最も遅い試合終了

午後10時46分決着がつき試合終了【写真:加治屋友輝】

2025年8月8日に行われた「第107回全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)」の第4日、第4試合(綾羽高校 vs 高知中央高校)での出来事。

試合開始が大幅に遅れた理由

第3試合で横浜 vs 敦賀気比の試合が強い雨で一時中断され、再開に時間を要したため、第4試合の開始も午後7時49分と通常より大きく遅れた。

「午後10時」規定と例外処理

通常の運用ルール

大会では、午後10時を過ぎた時点で「以降、新たなイニングには入らず、決着がついていなければ翌日に継続試合とする」との原則が設けられていた   。

今回の例外対応

試合は9回終了時点で既に午後10時を過ぎていましたが、審判・大会本部の判断で「10回のみ延長してタイブレーク形式で続行する」と決定。これは両校の教職員の了承があったうえでの対応であった。 

​ 試合結果と記録的時間

試合結果

綾羽高校がタイブレークで猛攻を見せ、4点を奪って逆転勝利(6–4)を収めまた。

記録更新!最も遅い試合終了時間

試合終了は午後10時46分。これは甲子園史上最も遅い終了時間となった。従来の記録は2021年(第103回大会)の午後9時40分であった。

大会本部のコメント

大会本部の説明

「規定は原則としてあくまで基本であり、今回は両校の意思確認を経て例外的に試合継続を決めた」と説明。また「終了時間が23時近くになるのは反省点」と述べ、関係者や観客への感謝も記されている。

今後への影響

• この件は大会側の柔軟な対応として称賛される一方、一方で「反省点がある」とも言及されており、今後の酷暑対策や時間管理のあり方を再検討する上で重要な事例となりそうです  

史上最遅22時46分決着の高校野球にSNS驚き「初めて見た」両校了承経て10回突入「両校お疲れ」「22時47分の校歌は沁みる」「サイレン鳴らして大丈夫?」(デイリースポーツ) - Yahoo!ニュース
 「全国高校野球選手権・1回戦、綾羽6-4高知中央」(8日、甲子園球場)  綾羽が延長タイブレークを制し、初戦を突破した。甲子園初出場初勝利。試合終了は甲子園史上最も遅い終了時間となる22時46分

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